2009年02月08日

First of all

付属高校の授業で北海道にいる。

「まわりを見渡してみてほしい。デザインされていないものを見つけることができるだろうか。」

デザイン教育に携わる者なら、幾度となく口にする台詞かもしれない。
特に、専門的なデザインの文脈から外れたところで、デザインを語るための決めセリフとして有効なことばである。

今回の高校の授業も、この台詞からはじめた。

まわりを見渡してみる。そこにデザインされていないものは確かにない。

なのになぜ、僕らの生活はあまりいけてないんだろう。なぜこんなに不自由で、つらいんだろう。
だから、デザインを語るべき最初のことばとして、こういうべきなんだろうな。

「まわりを見渡してみてほしい。そこに『もうデザインが必要でないもの』を見つけることができるだろうか。」

確かに僕自身がいけてない。そんなことはわかっている。
まして、すべてが手放しに便利である腑抜けた生活を目指したいのではない。

でも、まだまだデザインすべきことはたくさんある。それは間違いないだろう。

デザインを学ぶ、とは、すでに終わってしまった「デザイン学」という教科書の内容を覚えることではない。教科書なるものがあるとすれば、その内容を常に書き換えていくことなんだろう。

OK,何の問題もない。
posted by kazar at 23:50| Comment(0) | TrackBack(0) | 日々
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